今週のホットトピック
東岸利用増加の傾向
中国国内トラック停滞
カナダCP鉄道ストライキ終了
1:西岸レポート
LA港取扱TEUの予測(グレイ点線が予測ライン)
緩やかに上昇基調
LA遅延状況
LA港リリースのコンテナ時間は短縮
内陸向け鉄道の接続時間の増加の傾向
2:東岸レポート
東岸着コンテナD2Dリードタイムは増加傾向に向かう
2月比較対前、西岸5.9%増、東岸27.3%増
西岸の混雑を避けたシフト
3: 中国内陸トラック停滞
コロナ感染者増加に伴い国内トラック輸送遅延、通常と比較して3日から1週間の遅れ
港湾コンテナ輸出にも影響、中国発は遅延が予測される
4: 西岸の港湾スト動向
一部の荷主は西岸付け貨物を他ポートに分散、東岸レポートでの増加はその一部
国際港湾労働組合は労使交渉の準備は5月までに準備が出来る見込み
ストの行方がどうなるかは5月以後でないと判断材料が無い状況
5:ロシア向け輸出規制の強化
ロシア向け輸出規制が強化
ポイントは米国輸出管理法と米国財務相外国資産管理室(OFAC)法令の準拠
米国輸出コンプラの専門家からのガイダンスが必要な方はお問合せ下さい。
6: 国際調達サプライチェーンのスループットの最大化
弱い鎖の環は3つ、半導体調達、洋上在庫と手持ち在庫の同期
目的は物流コスト削減でなく、スループット最大化(オレンジのパイプ)
製品販売の今後の課題は在庫の最適化
製造は調達確保リスクの高い物品の戦略的航空輸送とバッファー在庫積増し
対策:
① 発送単位と頻度の見直し、より高頻度、小ロット化、戦略的な航空貨物輸送の利用
② ①で増加する出荷の管理、洋上在庫のSKU認識が認識できるツールの確保
具体的な方法論については、お気軽にご相談下さい。
伊藤 悟 Satoru Ito
Synergy Works
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