今週のホットトピック
西岸労使交渉の今後の予測
上海都市閉鎖解除後の予測
ディーゼル価格の高騰
◆西岸の状況
今月の港からのリリース平均日数は2019年レベル3.5日
東岸、南岸港へのシフトと中国からの荷量激減が理由(以下折れ線グラフ参照)
中国で生産がフル稼働してからコンテナが押し寄せるのは1~2カ月後
対策: コンテナに積載されるSKU単位で到着予定を認識して洋上在庫引き当て実現
ご相談: 伊藤 sato.ito@sywk.net
◆西岸労使交渉の今後の予測
労使交渉は更新期限の7月1日を超える事が予測される
前回2014年の交渉は長期化して8カ月延長、その後平常化まで3~4カ月要した
懸念は中国生産活動の再開で取扱増になる前までに交渉が締結されるか
対策: コンテナに積載されるSKU単位で到着予定を認識して洋上在庫引き当て実現
ご相談: 伊藤 sato.ito@sywk.net
◆中国の生産再開の予測
中国メディアによれば上海主要製造業9千社の内、4千4百社が一部生産再開
今週から上海都市閉鎖の制限が緩和、完全に解除される見込みは6月中旬から下旬
中国国内ではトラックの規制、検査が実施されているので影響は残る
上海内部の港湾機能の平常化は約1カ月間を推定(6月中旬以後)
生産が閉鎖前のレベルに戻るの2~3カ月を推定(7月~8月)
バックオーダー滞留品が米国に向け流れ始める
対策: コンテナに積載されるSKU単位で到着予定を認識して洋上在庫引き当て実現
ご相談: 伊藤 sato.ito@sywk.net
◆ディーゼル価格の高騰
過去最高高値を連続更新
トラックのFuel Surchargeが連動してUPする
米国トラック輸送はディーゼルから水素もしくはEVにシフト
関連記事:米国EVサプライチェーン動向レポート8
他には無い切り口で、最新の情報をこれからもお届して参ります。
伊藤 悟 Satoru Ito
Synergy Works
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